自由気まま

残しておきたいと思った時に書くブログ。二次元と三次元を行ったり来たり。

六本木歌舞伎『羅生門』感想

ネタバレありです!

ネタバレ苦手な方は閉じてください。

 

2月28日昼公演を観劇してきました(´∀`*)

 

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サマパラ、二十日鼠に引き続き、雨でした☔️

雨女だわ……

 

席が花道横で、健ちゃんや海老蔵さんが通る度に振動が伝わってきました。

本当に実在している…!!

健ちゃんの肌が結構荒れてて心配だった。

 

内容は

羅生門→茨木→羅生門→オリジナルエンディング

という流れで、繋ぎが上手いなと思いました。

健ちゃんは下人役で、海老蔵さんが、実は老婆に扮した神様?役。

下人と神様のやりとりや関係性は、懐かしのエルシャダイって感じだったな(分かる人には分かる)

途中、内容を現代語訳にしてくれる場面もあったので分かりやすかった!

FGOと『鬼灯の冷徹』を登場人物の素性はバッチリでした(`・ω・´)

 

アドリブコーナーで、海老蔵さんにいじられてタジタジになってる健ちゃんが新鮮で面白かった( ^ω^ )

生陳さんも見られて大満足でした。

平泉成さんのモノマネ最高www

 

色々な解釈がある終わり方だと思う。

個人的には、二幕を心象世界(精神世界?)の善と悪(抑えられないエゴ)の争い、葛藤と解釈しました。

老婆が実は神様本人で、己の欲求(エゴ)を抑え老婆を殺めない√に入ったことで、三升屋兵庫之助三久を召喚出来た!!

善の象徴、三升屋兵庫之助三久の手を借りつつ、エゴの象徴、茨木童子に下人本人がトドメを刺す。

そうして悪い心を断ち切りループは終わると。

救われる場面で『蜘蛛の糸』のオマージュで蜘蛛の糸が出てくるのが上手い。

まどマギとアニメ版ブラックロックシューターみを感じました。


カテコ5回でびっくりしたよ!!笑

海老蔵さんが手を振っていて何か意外だった。

海老蔵さんの印象が変わったなあ。

 

改めて振り返ってみると歌舞伎というより

歌舞伎SHOWでした!!!

いつか本物の歌舞伎も見てみたいな〜

今回、滝夜叉姫を演じていた方の女形がとても素敵だった😍

女形やってる人の声も、女の人みたいで凄かったなあ。

宇源太は「チェンジ」を申し入れてたけどwww

 

御礼としてガチの歌舞伎も観てみたくなりました。

幕見席もあるから、そこからかな。

とても面白かったです!👏🏻👏🏻💕